昔、我が家で犬を飼っていました。
記念すべき第一号は、メスのポメラニアン。
ペットショップで購入し、
「今日から家族だぞ〜」と連れて帰ったその瞬間。
事件は起きました。
……おしりから、得体の知れない虫が湧いている。
え?
え??
ポメラニアンって、こんなオプション付いてたっけ??
白くて、ヒルみたいで、
思い出しただけで今も背筋がゾゾゾーっとします。
即、動物病院へ直行。
先生に薬をもらい、数週間後ようやく完治。
当時は虫の影響でガリガリでしたが、
そこからは見事に健康優良犬へ成長しました。
そして1年後。
「もう大丈夫だろう」と思った我が家は、
オスのポメラニアンをお迎え。
……が、
初日から鼻水ダラダラ。
また病院。
ここでふと思いました。
「うち、病気の犬ばっかり引いてない?」
このオスがまぁ、やんちゃ。
家電のコードは片っ端から噛み切る。
我が家の電化製品、次々と沈黙。
限界を迎えた私は、
とっさに親犬の気持ちになって噛んで躾。
今の時代なら確実にアウトですが、
なぜかそこから大人しくなりました。
(犬社会、奥が深い)
その後は2匹とも大きな問題行動もなく、
平和な日々。
さらに奇跡は続きます。
なんと、子犬が5匹誕生。
しかも 一切病院に行かず自然出産。
ある朝、奥様が言いました。
「ねぇ、メスのお腹にネズミいるんだけど…」
慌てて見ると、
……子犬でした。
獣医からは「想像妊娠」と言われていたので、
完全に油断していました。
確かに最初はネズミサイズ。
一番小さく生まれたその子は、
なぜか 最終的に一番デカく成長。
人生(犬生?)何があるかわかりません。
最後に生まれた1匹だけ家に残し、
他の子たちは親戚や友達へ。
みんな本当に可愛がってくれて、
今でも感謝しかありません。
やがて3匹とも旅立ち、
「もう犬は飼わない」と心に誓いました。
……が。
現在、
かわいい2匹と一緒に暮らしています。
誓いって、
犬の前では無力ですね。

