昨日、20時に帰宅。
夕飯を済ませて、
「さて、ゆっくりするか」と思ったその時――
事件は起きた。
何気なく娘の学校の連絡プリントを見ていると
「明日の授業でファイルが必要です」
……はい?
今、何時だと思ってる?
一応娘に確認。
「あぁ、そうなんだ」
他人事。
いやいやいや、違う違う。
それ、明日必要なやつ。
その瞬間、私の中で何かが目覚めた。
父としての使命感。
「今から買いに行くしかない」
急いで家を飛び出し、向かった先は
ドン・キホーテ。
もはや最後の砦。
時刻はすでに21時30分。
普通の文房具屋は当然閉店。
こういう時、頼れるのはドンキだけ。
到着は22時。
「これで勝った」
そう思いながら店内へ。
文房具コーナーへ一直線。
そして――
無い。
お目当てのファイル、
無い。
その場で立ち尽くす私。
いや、ちょっと待って。
ドンキに無いってことは
ほぼ詰み。
一度、心が折れかける。
とりあえず奥様に電話。
「売ってなかった…」
小さな声で報告。
すると奥様、冷静に一言。
「24時間の本屋あるよ」
救世主、現る。
すぐさま移動。
本屋に到着し、
ファイルコーナーへダッシュ。
そして――
無い。
またか。
もう笑うしかない。
しかしここで諦めないのが父。
完全一致ではないが
**“それっぽいファイル”**を発見。
「もうこれでいくしかない」
妥協という名の決断。
無事購入。
帰宅。
時計を見ると
23時。
どっと疲れた。
そして心の底から思う。
娘よ。
学校に必要なものは――
もっと早く言ってくれ。
切実に。
