私はこれまで、ほぼ毎日コンビニに通っていました。
もはや常連。
店員さんより出勤率が高い客。
最低でも毎日500円。
「たったワンコイン」と自分に言い聞かせながら、
気づけばお茶、コーヒー、おにぎりを機械のように購入。
1日500円。
1か月約1万円。
ここまでは「まあまあ」と思える数字。
問題は――
それを10年続けていたこと。
計算してみたら、
200万円以上。
200万円。
車が買える。
海外旅行が何回行けた?
いや、もはや軽く小規模リフォーム。
私は何を買ったのか。
・ちょっと高いお茶
・ちょっと高いコーヒー
・ちょっと高いおにぎり
“ちょっと”の積み重ねが、
しっかり200万円。
恐ろしいのは、
その間、まったく贅沢している感覚がなかったこと。
静かに、確実に、財布を削るシステム。
合法的なサブスク。
しかも解約手続きは自分の意志のみ。
数年前に煙草はやめました。
あのときは「俺、偉い」と思いました。
しかし横でコンビニがこう言っていたはずです。
「大丈夫ですよ、こちらで回収しますので。」
完全に囲われていました。
しかもコンビニはスーパーより高い。
体にも別に優しくない。
なのに私は通う。
なぜか?
近いから。
人間の意思は、距離に負ける。
しかし最近、私は革命を起こしました。
自宅でお茶を沸かす。
自分でおにぎりを握る。
たったそれだけ。
会社では無料のコーヒー。
結果――
お金を使わない日が発生。
最初は落ち着きませんでした。
「あれ?今日、何も買ってないけど大丈夫?」
「経済回してなくない?」
でも財布は正直。
静かに太っていく。
私の腹はまだ太っているのに。
コンビニに行かない生活。
体にも良い。
お金にも良い。
唯一のデメリットは、
店員さんとの謎の顔なじみ関係が終了したこと。
でもいいんです。
あの200万円を思えば。
これからは、
“便利さ”ではなく“理性”を選びたい。
と、今は言っている。
コンビニの新作スイーツが出るまでは
