私はジムニーに乗っています。
中古で買ったので、まあ…
ちょくちょく壊れます。
いや、“ちょくちょく”というより
忘れた頃に爆弾投げてくるタイプ。
ある日のこと。
走行中に突然――
「じゃらじゃらじゃら…」
え?なにその音。
しかも同時に
水温計がぐんぐん上昇。
いやいやいやいや、待って。
これ絶対ヤバいやつ。
頭の中で
「終わった」の文字が点滅しながら
とりあえず近くのガソリンスタンドへ駆け込みます。
しかし――
どこも対応してくれない。
え、うそでしょ。
この緊急事態で?
軽く絶望しながら
そのまま3kmほど走行。
(今思うとよく走ったな…)
なんとか近くの駐車場に避難成功。
ただし時刻は夜。
エンジンルームを開けてみるも
暗い・わからない・怖い。
三拍子揃って終了。
潔くその日は諦めて
車を置き去りにし、タクシーで帰宅しました。
そして翌日。
明るいところでエンジンルームを見て
私は言葉を失います。
「……ない。」
そこにあるはずのものが
ない。
タイミングベルト。
完全消失。
いや、正確には
粉々になってどっか行った。
え、そんなことある?
漫画でもなかなか見ないレベルの壊れ方。
ちなみに
あのまま走り続けていたら
エンジン、即死だったらしいです。
危なすぎる。
そしてさらに衝撃の事実。
止めた駐車場の
わずか50m先に修理工場。
え、そこ行けばよかったじゃん。
と思いきや
保険会社に連絡すると
「レッカーで移動しないと保険出ません」
とのこと。
まさかの
目の前の工場に行けない縛りプレイ。
結局レッカーを呼び、
ぐるっと回って修理工場へ。
店主に事情を話すと
「こんなになるまで放っておくなんて…」
と、やや呆れ顔。
いや、やってたんです一応。
それなりにメンテナンスは。
でもそこで悟りました。
素人の“それなり”は信用ならない。
結果、修理費は8万円。
…で済んだのは奇跡。
あのまま走っていたら
ジムニー、廃車コース。
そう思うと
8万円はむしろ安い。
(と言い聞かせる)
そんなこんなで
命拾いした我がジムニー。
これからはもう少しちゃんと
大事に乗っていこうと思います。
たぶん。
